第51話

「ありゃま!アボガドやばくね?」


マイメロちゃんの時代は終わったクマー。
野郎、最大のタブーに触れやがった。
そう、バク十一郎こそが現在のマリーランド最強アイドル。
唯一「おねがい」を使うことを許された存在なのだった。
だが、運命はあまりに残酷。
バク十一郎もまた、声変わりによって只のダミ声のバクになってしまったのだ。
これで再びマリーランド最強アイドルの座は暫定的にマイメロに戻った訳か。
マイメロ母子によってクマがどんな残虐な報復を受けるかは想像すると身の毛がよだつ。まあ自己責任ではあるが。


そして遂に次回は最終回か。
4年続いたマイメロシリーズの最終回でもある。
まさか4年続くとは思ってもいなかったが、今は実に名残惜しい。
まあ芸暦30年のマイメロにとってみればそれほど大した期間ではないのだろうが。
しかし、このアニメ以前は名前もよく知らないキティのばったもん臭い奴程度の印象だったが、今はもうピュアな心では見られない存在になってしまった。
恐怖と、崇拝の念が沸いてくるのだ。
恐るべしマイメロ