第38話

「ありゃま!ケーキがいっぱい」
「ありゃま!トナカイさんのクリスマス」


マイメロの技術力は異常。
お城と同じ大きさのケーキを作るとかどんだけ凄いんだ。
まさにケーキの鬼。
食べ物・飲み物を作ることにかけては恐らく海原雄山でさえ満足させ得るだろう。
その後、マイメロの愛用しているキッチンが星のかけらで暴走し、世界がケーキだらけになったが、そのケーキの味から何やらインスピレーションを得た様子。
飽くなき向上心。ああ見えてマイメロは努力の人なのだ。


そして、後半はクリスマス話だったが、毎年恒例のサンタヌードは今年は封印された。
あの中年特有の出っ腹は、見なければ見ないでさびしいものだ。
そして、不法侵入と窃盗・盗み食いを行うトナカイとサンタだったが、きららの指示でお互いを殴り合わせるだけに留まり、法的には不問に処された。マリーランド自体、比較的所有権についてはゆるい国家なのかもしれない。