インサイドXboxが変わった。


なんだか、大竹まことのただいまPCランドが終わってしまって、アイドル中心の番組になった時と同じような気持ちだ。
小奇麗にはなったのだが、妙に寂しい。


インサイドXboxは元々えらく貧乏くさい内容だった。
ファミ通Xbox360のコーナーにしても、最初は机といすと手書きのボードだけ、というところから始まっていた。
しかし、金も内容もあまり無い感じではあったが、カオスだけはふんだんにあった。
ピニャータをかぶった社員が、何のツッコミも受けず淡々と機能説明をしたり、
ムネタツがプロレス技を食らったり、
マイクロソフトのえらい人・泉水による正月挨拶でやっぱりピニャータをかぶっていたり、
360ユーザーとして出てくる芸能人がゲーオタ丸出しだったり、
そんな、チープだが妙に濃い口の代物だった。


だんだんと予算が増えてきたのか、机といすにモニタが加わり、ちょっといい部屋での撮影になり、
番組ラストにはお楽しみに!の声が恒例となり、喜屋武ちあきがランキングをやるようになった。
だがその一方で、やはりカオス分は薄まっていったのかもしれない。


今年の正月、ピニャータをかぶった泉水は現れなかった。
それが、今後のインサイドを象徴しているのかもしれない。