第7話

「ありゃま!バクくん有罪?」
「ありゃま!ピヨちゃん大活躍」


だれにでもわかるやさしい冤罪のつくりかた。
今回は前半が捜査当局の怠慢による冤罪の実態を告発する内容。
後半は見る人の感じ方によって心の汚れ具合がわかる心理実験という内容でした。
あれはただの牛の乳搾りなんだ。それ以外の何者でもあるものか。


しかし、ズサンな捜査もさることながら、的外れなことばかりする弁護士がいかに被告を窮地に追い込むことか。
金が無いばかりにマイメロに弁護を頼まざるを得なかったというのがなんとも。
金さえ積めば冤罪騒動はもっと早く収束していたのだろうか。
世知辛い世の中だ。
多分、王族にコネがある上に弁の立つマイメロママあたりなら、裁判は百戦百勝なんだろうな。


そしてまたひとつ、マリーランドの謎が解けた。
あの国では牛乳はウシ型ロボによる工業製品だったのだ。
もしかしたら、肉も一種の工業製品なのかもしれない。合成タンパクとか。
さらにデパ地下がある。ということは普通にデパートがあるのか。
城下町にあるのか、少し離れたところにあるのかは不明だが。
そのうち、バーゲンセールで奮闘する話が出てきそうだ。