第34話

『決別の日 最強の敵・トーマ!』


奴も妹持ちだったのかー!
病弱で健気な金髪妹だと!人生勝ち組め!
でもそんな妹を治すことを条件にトーマを引き込む倉田はマジで悪党の鏡だ。
こうまで主役側の人間の前に顔を出しまくるボスキャラがいるだろうか。
ずっとどこかで引っ込んでて指令だけ出しててもマサル達を潰せるだろうに。
やっぱり楽しんでるんだろうなあ倉田。


マサル達はすっかりお尋ね者だ。もう日の下をまともに歩けない身になってしまった。こんな展開になるとは、開始当初誰が予測しただろうか。
そして突然訪ねてくるバンチョーレオモン。マサルの妹を見たときの表情が、いかにも「見ないうちに大きくなったな」的な優しさに満ちていた。
やっぱり親父なんだろうか。


やがて敵として現れるトーマ。
男と男が拳を打ち合う。曲げられぬ己の信念故に。
マサルが拳で打ちのめされたのはやはりショックが大きかったからか。
トーマは相当本気なようだ。
一体、どうなってしまうんだろう。
倉田打倒までにはまだまだ波乱がありそうだ。