第30話「対決」


主人公ゼッドが二回戦で敗北。


すっかり身も心も絶対規律に染まったノア。ゼッドを圧倒し、追い詰めた上で実は君を憎んでいたと衝撃の告白。さらにロイアの処刑を告げ、邪悪さ10倍増。遂にゼッドの怒りが爆発した!

という逆転への王道展開にも関わらず、幼い日のノアを知っているゼッドは情に流されてトドメが刺せずに再反撃を許し敗北。
まさに、まさにこれが予測不能の牙的展開。
「そんなもんで強くなれる訳がねえ、俺が教えてやる」
とかカッコ良くタンカ切ってたのに。
ロイアからはテンプラーを背負ってるんだからがんばって、といわれてたのに。
結局、アイス食いすぎ下痢ピーロベスさんがテンプラーを背負って立つという事態になってしまった。大丈夫なのかテンプラー。


一方、ロイアはロイアで自分が処刑されることも知らず、はー紅茶がおいしい、とノンキしていた。
さらに助けに来たはずのサギリもつい一緒にクッキーを食ってたり。
おかしいと思えロイア。
挙句、ネオトピアの兵士に連れていかれてしまった。警戒しなさすぎです。


そのロイアの処遇についてのテンプラー賢人会議。
方針は見殺しの方向で。
さすが牙、容赦なし。
ジジイが会議不参加なのはいつものことだが、青筋の人も呼ばれてなかったらしい。
でもあとで事実を知っても文字通り後の祭り。
この人もゼッドに期待していたんだがなあ。


結局、負けてダウンしているゼッドの元には先日舌の人を踏み潰していた仮面の人が。
あの時はベラドンナ誘拐を止めていたが、今回はしっかりアミル・ガウルを盗んでます。
ひょっとしたら、前回もベラドンナ誘拐に来て先客に出くわしただけだったのかも。
いざロベスが使おうとしたら持ってなかったりして。


ところで、来週の公式予告にこんな一文が。
「エルメイダと獣人ゲゲの試合が予想外の展開を見せ」
ひょっとして獣人、勝っちゃうのか?!