2007年をふりかえって。


今年一年振り返ってみると、去年の暮れにDSとWiiを買い、今年11月に360を買ったことで、PS2と並んで4つも現役ハードを持っているという状態になった割には、グッとくるゲームは少なかったように思う。
とりあえず記憶に残っている主な買ったゲームを並べてみると、

PS2
シャイニングフォース イクサ
・ウィザードリィXTH2
・スーパーロボット大戦OGs
スーパーロボット大戦OG外伝
・Gジェネレーション魂

DS
世界樹の迷宮
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー

Wii
ドラゴンボールZスパーキングメテオ
・SDガンダム スカッドハンマーズ
Wiiスポーツ
フォーエバーブルー
ドラゴンクエストソード
チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮
バーチャルコンソール多数(3万円分くらい)

Xbox360
オブリビオン
地球防衛軍
・同梱のピニャータフォルツァ


こんなところか。私は主にRPG寄りの人間なのだが、今年はやや不作だったように思う。
ただ年末に欲しいものが集まってしまっていて、ロストオデッセイなんかはまだ買ってないんだけど。
来年も一月にスマブラが出るしなあ。FableとかHaloとかも欲しいんだけど。
買う金はそれなりにあっても、時間は有限なのだ。
では、個別の感想を。

シャイニングフォース イクサ
ドリームキャストロードス島戦記、PS2のシャイニングフォースネオの系譜にある斬りまくり死にまくり育ちまくりアクションRPG。闘って死んでアイテム集めて鑑定して強化してまた闘って死ぬゲー。
とりあえずクリアして、その後も結構遊んでてプレイ時間は75時間というところ。
プレイ感覚としては、ネオとの変更点はタメ攻撃で必殺技みたいなのが出せるようになったことと、通常魔法の連射力が落ちたこと、主人公がトウマとシリルの男女二人になったことが大きな違いか。あとは、大体一緒。
なんだかんだで好きなゲームだ。
次世代機で作ったら、地球防衛軍3並にとんでもないことになるんだろうか。
まあ、そもそも系譜を継ぐ次回作があるのかどうかという感じだが。


・ウィザードリィXTH2
学園風イベント付きWiz。プレイ時間は80時間くらいか。
ひたすら迷宮に潜り、闘って死んでアイテム集めて鑑定して強化してまた闘って死にかけるけどなんとか死なずに済むゲーといったところか。調子に乗ってると一発でクビが飛んだり石化罠で全滅するけど。
やたらめったらアイテムがあるのでまだ上位の装備はロクに見つかっていない。
もちろんムラマサなんて遥か彼方だ。まあどのみちうちのパーティに侍はいないんだが。
個人的には迷宮内で他のパーティと遭遇してアイテム物々交換とかがあればなーという気もする。
せっかくいろんな小隊が迷宮内にいるという設定なんだし。
残念ながら開発者が独立してしまい、XTH3は出なさそうだ。系譜を汲むと思われるG-XTHは多分出たら買うが、問題はどのハードで出るかだな。PS3PSPでなければ対応できるぞ。


・スーパーロボット大戦OGs
スーパーロボット大戦OG外伝
なんやかんやで好きなスパロボシリーズ。
今回は演出がとてつもなくパワーアップしていた。でも、いつまでPS2で引っ張るつもりなんだろう。
いい加減性能の限界に来てそうだ。
外伝は4日前に買ったばかりなのでまだ10話そこそこ。
コンパチカイザーがしょぼそうな名前のくせにとてつもなくカッコイイ。
ようやく本物のスーパーロボットが現れたという感じだ。
そして、ヴァルシオーネのディバインアームのアニメが外伝では描き直されていた。
大変良い傾向だ。ヴァルシオーネにはがんばって欲しい。


・Gジェネレーション魂
OG外伝もやってるが、どちらかというとこっちの方が好きかもしれない。
GジェネはZEROとNEOをやったことがあって、ZEROは全話制覇したがNEOはほとんどやらなかった。
このシリーズ、基本は闘って稼いで開発して設計してまた闘って落とされたらリセットゲー。
なのだが、NEOは育て甲斐が無い感じだったのだ。
だが、今回は育てゲーに戻っていた。
更に、ガンダムシリーズ本編に出ていた人たちも育成可能に。ZEROのときは1シナリオいくらで金を払ってレンタルするだけで、育てられなかった。まあ、まだあまり大したキャラは入手していないが。
今の主力はFAアレックス、ブルー二号機、ザクIIIボリノーク・サマーンとあまり陣営等にこだわりは無い。とりあえず強くて役に立つのを育てているというところだ。
だが、巨大戦車ヒルドルブを見た時にはこれで軍団を作りたいという衝動に駆られてしまった。
それにしても、漫画版Vガンダムがこのシリーズに出られるのはいつなんだろう。
「このドッゴーラ改は全身がビームそのものなのだ!」と熱くフルボイスで叫ぶ執念の男・クロノクルが見たい。
「真・V字斬!」とか「お前は電子レンジの中のダイナマイトだ!」などというスーパーロボットパイロットなウッソも見たい。
あとは地球をバックに超ロングビームサーベルで敵艦隊全滅、騎士Vガンダム登場あたりがムービーになるんだろうか。
思いっきりネタ漫画ではあるが、ラスト辺りの展開はアニメより好きだ。主にクロノクルが。


世界樹の迷宮
現在プレイ中。
中断してはまたやる、という感じで、据え置き機に疲れると手を出す感じで、まだ9Fあたりにいる。
やっぱり闘って死んでアイテム集めて売って強化してまた強敵と闘って死ぬゲー。象さんに勝てる気がしない。
敵の持っているアイテムが決まった種類で、それを売ることで店に強い武器が並ぶというシステムなので、強敵を狩らないことには強い装備が手に入らない。そのために智恵を絞ることになる。
まあ、まったりやっていくつもり。


ドラゴンクエストモンスターズジョーカー
クリアまではいいけど、クリア後が大変なゲームという印象。
とにかく貰える経験値が少なくて、メタル系と闘わないことには全然レベルが上がらない。
ネットの大会に出しても瞬殺されてしまうので、それからはあまりやっていない。
もう少しバランスが良ければ。グラフィックは非常に良かったんだけど。惜しい感じだ。


ドラゴンボールZスパーキングメテオ
とうとうドラゴンボールのゲームもここまでできるようになったか、というのが第一印象。
360度飛び回りながら、とにかく物凄いスピードでの攻防が展開される。
ファミコン時代からは考えられないレベルに到達したものだ。
ただ、アクションはあまり得意じゃないので敵が強くて困った。
あとは、Wiiリモコンの操作で必殺技を出そうとすると結構誤爆してしまったり出なかったりなのがなんとも。
結局、身体の動きで出すよりボタンで出す方が出しやすいんだろうか。
ああ、あと手を左右に広げるタイプの必殺技を出す時は、リモコンとヌンチャクの間のコードが短くて抜けそうになった。やってるときは思いっきり左右に手を広げちゃうんで。延長コードとかは無いのかなあ。
残念な点としては、シナリオモードに狂ったようなIFシナリオが無いことか。
フリーザ様が不老不死になってイイ笑顔を見せたり、ナッパを殺された怒りでベジータスーパーサイヤ人化したりとかは、やはりもうできないんだろうか。


・SDガンダム スカッドハンマーズ
一度にやろうとすると腕が死ぬが、たまにやると面白い。
結構操作性がいいんで、宇宙でスピードアップアイテムを取って闘ってると非常にガンダムを操っている、という感覚がある。思わず「落ちろー!」「そこぉ!」などと叫びながらリモコンを振り回してしまうわけだ。
全編に渡っていい加減かつ自己主張の激しいテム・レイが主役を務め、実験体のアムロを時には連邦の将官も無視して好き勝手に戦わせるという感があり、非常にいい感じだ。
ザクやドムに囲まれた時に必殺技を放つとガコンガコン凄い勢いで画面が揺れてぶっ壊れまくるのでとても楽しい。
かなりおすすめ。


Wiiスポーツ
もう定番過ぎていまさら何も言うことはない。多分Wiiを買った誰もが持っている一品。
みんなのニンテンドーチャンネルで調べたら、平均プレイ時間は30時間くらいらしい。相当なもんだ。
テニスとボクシング、野球のトレーニングばっかりやってるなあ。
だが、体重は一向に減らない。板を買うか。


フォーエバーブルー
Wiiを買って初めて、うわー次世代機だー、という感慨を与えてくれた一品。
とにかく海の描写が素晴らしい。ただ泳いでいるだけでもまったりとした気分になれる。
アザラシなんかは親にも大好評だった。
癒し系を求める人は是非。
でも、これだけ凄いグラフィックでも、360体験後だとそれほどには思えなくなってるのが恐ろしい。
人間って慣れてしまうものなんだなあ。
欲を言えば、もっと古代世界の生物とかが出てきても良かったかもしれない。
図鑑とかで見る古代の海って、凄いカオスだし。


ドラゴンクエストソード
勇者体感ゲーム
なかなか面白いが、例によって例の如く体力の消耗が激しいため、3ステージ以上連続ではできない。
これよりもっと激しい闘いを、フルアーマー着込んでやってる勇者はマジで凄い。本当に偉い。
ただ、斜め切りが暴発しやすいという点がちょっと欠点か。どうせポインタで斬りたい場所を指定できるんだから、縦横斜めの八方向に限定してしまっても良かった気がする。
あとは、セティアの性格が普通過ぎるんだなあ。ドラクエ8のゼシカもそうだったが、外見は特徴的なのに性格があまりにも一般人だ。
セティアの外見で性格がマリベルだったら最強だったのに。いろいろな意味で。
くぅ。惜しい。そこが実に惜しい。


チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮
これまた年末組で、あまりやっていない。
というか360買ってからは主にオブリビオンが中心に来てて、それ以外のゲームはおまけ状態になってしまっているんだが。
今のところはシレンより普通のRPGにぐっと近い感じだ。レベルアップで成長して、別のダンジョンに挑む時もそのままだし。アイテムを集めて鍛えて、あんまり死なないゲーというところか。
ああ、条件限定ダンジョン探索後にうっかり装備を忘れて別ダンジョンに突っ込むと即死するけど。
黒魔法チョコボをメインで使用中。


バーチャルコンソール多数(3万円分くらい)
結局、2007年のWii最大の使い道はこれだった。
改めて書き出してみよう。


ファミコン
スーパーマリオブラザーズスーパーマリオブラザーズ3・ザナック
メタルスレイダーグローリーエスパードリームスペランカー
つっぱり大相撲

スーパーファミコン
ブレスオブファイアII・ヘラクレスの栄光III・スーパーメトロイド
かまいたちの夜シムシティヴァルケン

ニンテンドー64
スーパーマリオ64・F−ZEROX・スターフォックス64
罪と罰〜地球の継承者〜・ゼルダの伝説時のオカリナポケモンスナップ
マリオストーリー

PCエンジン
・スーパースターソルジャー・ファイナルソルジャー・ソルジャーブレイド
ワンダーモモ・ならず者戦闘部隊ブラッディウルフ
沙羅曼蛇グラディウスイースI・II
グラディウスIIゴーファーの野望・超兄貴

メガドライブ
・エコーザドルフィン・コミックスゾーンベアナックルII
ソニックザヘッジホッグ・ソニックザヘッジホッグII・トージャム&アール
バーチャファイター2・バハムート戦記・ベクターマン

ネオジオ
餓狼伝説


っと、こんなところか。よくもまあ買ったものだ。
このうちまともにクリアしたのはスーパーマリオワンダーモモ罪と罰ザナック位のものか。
スーマリザナックは昔の経験。
罪と罰は単純に思わず一気にクリアしてしまうほどの面白さと凄さがあったから。
ワンダーモモに関してはエロパワーは偉大ということだ。自分でもよくクリアしたと思う。
しかし、VCのお陰で改めてシューティングゲームは面白いということを思い出させてもらった。
クリアこそしていないが、PCエンジンのハドソンシューティングなんかは2分間モードを遊びまくってるし。
ちなみに5分間は集中力が持たなくてつまらんミスをしてしまうのが嫌なのであまりやってない。
じゃあ新作シューティング5000円も6000円も出して買うか、と言われればそこまでの覚悟はできないが。
VCもそうだが、Wiiwareでシューティングが再びゲーム業界のメインに帰ってくるんじゃないかという気もする。
本来、最も手軽に遊べるジャンルのはずなのだ。
そしてMSXはどうした。完全に機を逃してしまっていてこれから出しても売れる気がしないぞ。
あと容量が足りなさ過ぎる。ここ最近のCDROM配信で数多くのソフトが消去の憂き目に遭った。
おかげでチャンネルはスカスカだ。どっかに接続する2Gバイトくらいの増加メモリを考えてくれ任天堂
まだまだ欲しいゲームはあるんだ。


Xbox360
オブリビオン
これこそは2007年最大の個人的ヒット作。
360買って本当に良かったとつくづく思った。
現在75時間ほどだがまだシロディールには未知の世界が数多く存在し、山ほどのクエストが私を待っている。
メインクエストも魔術師ギルドのクエストもまだ途中、他のギルドは手を付けてさえない。
デイドラの方々や九大神など設定も深く面白い。
洋ゲー独特の怖い顔さえ大丈夫なら、誰もが遊んでおくべき傑作だろう。
まさにRPG。世界を探索するという行為の面白さを存分に味わえる。
過去に遊んできた中で、どきどきポヤッチオジルオールロマサガシリーズも非常に良かったが、このオブリビオンには一歩を譲るといったところか。無論、それぞれにいい点はあって、もしオブリビオンロマサガの戦闘システムが加わり、更にジルオール末弥純デザインのキャラクター達がいて、郵便配達ができて、どきどきポヤッチオ並みのほのぼのイベント満載でアトリエシリーズの調合システムが入ったならば更なる究極へと近づくだろう。
最もそんなゲーム、どんだけかければ完成するか見当もつかないが。
いずれにせよ、現時点で最も私の理想とするRPGに近いことは間違いない。
でも日本人のデザイナーを使うくらいすぐできそうだがなあ。

地球防衛軍
360を買って良かったその2。
とにかく熱く熱く燃え上がる人類生き残り決戦シューティング。
某動画サイトのおじいちゃんの地球防衛軍を見て購入決定。
絶望にたった一人で立ち向かう兵士というのは、それだけで圧倒的にかっこいいということを思い知らされた。
全地球人類が観るべきだ、あれは。
だが地球防衛軍EDF入隊したての私はやはりへたれであり、大威力のロケットランチャーで自爆する日々。
世界を救う日は、果てしなく、遠い。
あ、あとプレイする場合はヘッドホンの用意を。スピーカーから普通に聞くのと、耳元でEDF隊員達の熱い叫びを聞くのとではのめりこみ方が全然違います。


・同梱のピニャータフォルツァ
というわけで、超やりたかったオブリビオンと熱すぎる地球防衛軍に追われてまだあんまりプレイしていないバリューパック付属のお二方。
ピニャータは面白いんだけど忙しいゲームという印象で、フォルツァはほとんど手付かずだ。
うむぅ、せっかくのバリューパックなのにもったいない使い方をしてしまっているな。


と、こんな感じ。
事実上、私にとっては360を買った11月からが本番、という感じだった。
もっと言えばオブリビオンを買った日か。
今も、Gジェネとスパロボチョコボ地球防衛軍をその時の気分で回しながら、ちょこちょこシロディールへと旅立っている。そして、たまには世界樹を覗きにいく。で、キノコ王国へも顔を出したりするわけで、時間がまるで足りない。休みの日だけ、時間が400時間くらいあればいいのに。
というわけで、今年の総括おわり。
来年は頭からWiiスマブラと、今たまってるのがある程度消化されたらロストオデッセイ、そして今はまだ手を出していないアイマスに手を出すことになるだろう。
Wiiware開始からはファイナルファンタジーもあるし、更なる地獄が待っているようだ。
なんと幸せな地獄であろうか。つくづく業が深いな。