第33話

「ヘロヘロですっきり!?」

鼻水ですっきり!
歌ちゃんが黒音符で巨大化し、大暴走。
次々と崩壊する建物、逃げ惑う人々。
風邪をひいて熱を出しながらも魔法で事態の解決を図るマイメロ
鼻水が糸を引き、きらめく様はファンタジックに幻想的だ。
だが、無理に無理を重ねた肉体は限界を超え、遂にマイメロが……。


マイメロは真っ白に燃え尽きていた。
私達は君のことを決して忘れない。
さようならマイメロ
ありがとうマイメロ


いや、まあ全然死んでないしそもそもの発端はマイメロが歌ちゃんのプレゼント用ハンカチで鼻をかんで、さらに洗って干してたらどっか飛ばされたから歌ちゃんプッツン、という自業自得そのものなのだが。
というか、ハンカチを見つけたものの勢いで小暮達を思いっきり踏み潰してスッキリする歌ちゃんも歌ちゃんだが。
マイメロの影に隠れがちではあるが、歌ちゃんも十分外道だ。だが、それがいい