第40話 『バイオ粒子砲』

トラフ開放の報を聞き、各地から集まってくる群雄たち。
その中には、懐かしい顔もあった。
だがルージ達に休息はない。
新たにトラフ再奪取のため派遣されてきたのはディガルド屈指の名将ザイリン
戦略家としてだけではなく、自ら赤き凶獣バイオヴォルケーノを駆り、幾度となくルージらと渡り合ってきた男。
しかし、ヴォルケーノのシステムはザイリンの肉体を蝕み、体力を消耗させていた。


やがて戦端は開かれ、激しい銃火の応酬が始まる。
初手の正面突破を阻まれるザイリンだが、彼は既に次の手を打っている。
自らを隊長として、高性能の新型量産機・メガラプトル部隊を率いての強襲。
が、そこに蒼いライガーが立ちはだかる。
ルージVSザイリン
ムゲンライガーへとエヴォルトを果たして立ち向かうルージ。
しかし尚パワーはヴォルケーノが勝る。
決着かと思われたまさに絶頂の時に、ザイリンは動けない。
限界であった。


己の肉体の限界を超えようとあがくザイリンだったが、異変はさらに続いた。
ザイリンのスーツが変形し、自由を奪われ、ヴォルケーノは自動でバイオ粒子砲の射撃準備を進める。
異常事態に陥りながらも、あくまで自身の手での決着を望むザイリンだったが、もはや肉体は言うことをきかない。
放たれるバイオ粒子砲。
寸前で割って入ったセイジュウロウのためにルージへの直撃は免れたが、その破壊力は想像を絶するものであった。
撤退したザイリンを待っていたのはジーンからの友としてのねぎらいの言葉。
しかし、それは果たして彼の真意なのか。


といったようなお話。
とりあえず、
復ッ活ッ!
無敵団復活ッッ!
無敵団復活ッッ!
無敵団復活ッッ!(某ツンデレ海王風)
しかも一人増えてるし。
まさかここで復活させて来るとは思わなんだ。正直、前半見たとこまでではバイオ粒子砲のエジキになって消し飛ばされるんじゃないかと不安でしょうがなかった。
そして次回のタイトルが「政変」。ディガルドでいよいよジーンが最高権力者になるのか?かなり重要な回になりそうだ。
あと、果たしてザイリンは無事なのか?ロン先生のゾイド講座では無駄に元気だったけど。