第24話

『明かされる過去 非情! ギズモン:At』

漢は何かを守ろうとする時、底力って奴を発揮することができる!

お前に闘う理由があるように、俺にも守るべき仲間がいるんだよ!

超生物博士大門英、まさに真の漢!
さすがアニキの親父だ!
デジモンの攻撃から仲間を守るため、ただ一人拳でサーベルレオモンに立ちはだかり、しかも圧倒!
凄すぎる。
そのあとのメルクリモンとの拳での語り合いもいい。

「何故神聖なるデジタルワールドに足を踏み入れた」

「そこに見知らぬ風が吹いているからだ!」

「風だと?」

「知らないものは知りたい、見たいものは見たい!それが漢の本能、自然の欲求だ!」

痺れます。痺れまくりです。

メルクリモン、そんな大門父を評して曰く。
「英は強かった……この私を相手にしても決して心が折れなかった」

漢は漢を知る。人間とデジモン、たとえ種族は違えども拳で語れぬことはない。
親子というものを語る大門父。
人間との調和の道を求めるため、デジモンの世界の神・ユグドラシルの存在を語るメルクリモン。
そして大門父は旅立った。


後にデジヴァイスが大門父からもたらされたこと、DATS設立の働きかけも大門父によるものだったこと。
さらにカメモンとクダモンも、デジモン側からの使者として人間界へとやってきたことも判明。
これまで謎だったことが一気に明かされ、物語は佳境へ。
だが、障害が一人。
倉田だ。
自分がデジモンから受けた恐怖のため、デジモン抹殺を企み、イクトの育ての母を殺し、今また真実を語ったメルクリモンをその手にかけた。
怒りに燃えるDATSメンバー+イクトVS倉田。
いよいよもって来週で第一部・完といったところだろうか。


それにしてもこの作品、見始めた頃からいつか化けると思っていたけど、見事に予想通り面白くなったなあ。
良かった良かった。