第6話「拍手をもらえたらイイナ!」


絶対狙ってうさみみ仮面召喚してるだろマイメロ。
邪悪すぎるぜ…・・・!


今回は歌ちゃんのクラスで演劇発表。
台本を書くのは無論というべきか、ポエマー美紀。
そして、マリーランドの誇るポエム神、ひつじさんも参戦。
最強タッグ結成じゃい!卑怯とはいうまいね。


が、しかし、芸術とは道険しきもの。
互いの演劇観の違いから、常人には理解できないレベルでの口論を始めてしまう二人。あっという間にタッグは解消されてしまう。
やがて来る発表当日。不安を隠せない美紀が開いた台本には、ひつじさんの書いた文字が。友情を確かめる美紀。


そして開演。が、マイメロも参加するこの劇が気に入らないクロミはぶち壊すために乱入。だが真菜によってボコられ縛られ監禁され、劇はつつがなく進行していく。


一方、この劇に屈辱を覚えていた人物がいた。
柊弟のおつきの執事、セバスタンだ。
潤様のォォォ魅力はァァァ世界一ィィィ!といいたげなこの男は、その肝心の潤様が主役級の王子役ではなく、王子の馬であるという事実に激しく憤慨。
そこを監禁から脱出してきたクロミに付け込まれ、悪夢魔法発動。
柊弟はいきなり王子になり、セバスタンは司会進行役に大出世するのだった。


だが、この事態を冷静に見つめる者がいた。
サングラスを光らせ、陰から見守っていたその人物が表舞台へと姿を現す。
そう、美紀とタッグを解消したはずのひつじさんだ!
夢魔法発動によりメチャクチャな流れになった劇を、ハプニングこそ舞台の華!とばかりにそのまま継続させるという決断を下すひつじさん。
これが芸術家の感性か。
こうして、事態はマイメロへと投げられたのである。


そして、マイメロの究極召喚が発動。
海外逃亡までして魔法から逃れようとしていた柊先輩だったが、そんなことでマリーランドの呪いから逃れられるわけもなく。
いつものBGMに乗って、うさみみ仮面登場だ!
せりふも噛んで、やるき無し度120%増しだ!


だが、それでも圧倒的に強いのがうさみみ仮面。
触手に捕まったシンデレラ歌ちゃんを救うため、オノを振るって必殺のうさみみカット!
歌ちゃんを救うヒーローの座を争っていた柊弟と小暮は共倒れになり、歌ちゃんはうさみみ仮面の腕へとおさまったのだった。
ううむ。やはり、小暮はこういう立ち位置なのか。