第35話 「幸せが見つかったらイイナ!」

いきなり赤提灯から始まった今回のマイメロ。ヤケ酒ならぬヤケ茶を飲みながらおでんをつつく。
クロミ様の下僕として日夜活躍するバク君の日常を描いた話だが……
えらい生活臭が。


朝早く起きて新聞配達で小遣いを稼ぐバク君。
稼ぎの中から生活費を支払うバク君。
さらに、クロミ様の生活費まで支払うことを敢えて己に課すバク君。男の甲斐性というやつか。
つまるところ、「働け、そして貢げ」というサンリオからのメッセージとみた。
だがクロミ様がネットゲーにはまって携帯料金が7500円もかかっていることに衝撃を受けるバク君。やけに現実的な金額だ。
さらに、1050円の定額パケット割りにしたほうがよろしいのでは、と薦める執事のセバスチャン。リアルだ、リアルすぎる。定額パケットて。サンリオキャラがする会話じゃないぞこれ。丁度家でも同じような事態が発生してたりするし。


その後、奏姉のクラスが学級崩壊してたり、先生が夢の扉を開かれて暴力で生徒を従える極道先生と化したり、その先生をまたマイメロが必殺のヘル・アンド・ヘブン(メロディマーク&おねがい)でぶちのめして暴力的に解決したりといったいつもながらのバイオレンス活劇が。残念ながら発生したのはピンク音符でバクくんがっくり。


そして再びおでん屋。
愚痴をこぼしながらも、結局はクロミ様から離れられないバク君。
差し出される魚肉ソーセージが哀愁を誘う。
ちなみにおでん屋といっても、範馬勇次郎に襲われて引退した元柔道金メダリストとかではない。


いろいろあったが結局はクロミ様に尽くすのがバク君の幸せということか。


しかし正直、今回最大の衝撃は次回予告かもしれん。
第36話 「地球が救えたらイイナ!」
巨大ひつじさんが太陽を背に地球を覆う驚愕の次回予告。
一体何をしでかそうというのだ、マイメロは?!