えっくすぴー。

とうとう新型パソコンを注文した。

思えば今のマシンを買ったのは三年前。
当時既に旧式化していたセレロン400mhzのマシンだ。
それでも、それ以前に使っていたPC9821(pentium120MHz>winchip2の240MHzへ乗せ換え)と比べれば格段に速かった。

その後、ビデオキャプチャ購入と共にパワー不足が表面化し、セレロン700MHzへ乗せ換え。ほぼCPUパワーは倍倍となっていた。

が、実のところ、セレロン700MHzは真価を発揮できていなかったのだ。
それがはっきりしたのはノートパソコンを買ったとき。

pentiumIIの300MHz。700対300という戦力差は、決して小さなものではない。だがしかし。
この両者のSuperπ測定結果たるや・・・

共に104万桁計測で6分53秒!
互角!
(参考:google:superπ 700mhz

ぶっちゃけありえないッ!

別にpentiumIIが超優秀なわけではなく、セレロン700MHzのマシンがへたれ過ぎるだけのことだ。
このSuperπという代物、メモリの速度が大きく効いてくるらしく、そこんとこが根本的にセレロンマシンの欠点になっていたらしい。

確かにおかしいとは思っていた。
たとえばMSX公式エミュレータ
スペック上は十分動くはずなのに、異常に重い。
あるいはDVD再生。
pentiumIIマシンでは一応コマ落ち気味ながら見られるのに、セレロンマシンでは紙芝居状態だった。
そしてあちこちでベンチマークの結果を調べてみたところ、明らかにこのセレロンマシンは遅かった!

こうして購入三年目にして、自分のマシンが標準を遥かに下回る代物であることが判明したのだった。

そして、物語は冒頭へと巻き戻される。

決断したのだ。
新マシンの購入を。

まだ注文しただけで、その姿は明らかにはなっていない。
だが、いずれこの手に触れる時も来よう。
それは決して遠い日ではないはずだ。

Duron1.6GHz。
遂に我がマシンは、ギガヘルツの世界へと突入する。